スパイラル体操 その1

2016年9月30日 

台風と秋雨前線の影響で雨天が続き、一日の温度差が大きいので体調不良を訴える方が多いと思います。

こういう時季こそ「規則正しい生活」「栄養」「体力向上のための運動」を心がけ、体調管理に努めましょう!


これから3回にわたってスパイラル体操を紹介します。

「準備体操」編・「軽擦法」編・「スパイラル体操」編のうち

今回は体の調整法である「準備体操」についての話です。

 

「準備体操」として、①呼吸法・②咀嚼法・③しゃくとりむし歩行の3つの運動を覚えましょう。

 

①呼吸法・・・伸筋(伸ばす筋肉)を緩めます

   1.鼻から息を吸い、口から息を吐く

   2.椅子に座り、吐くときに身体を前に倒す(2~3回) 

 

 ※この調整をする前にふくらはぎを強く把握して筋肉の緊

  張や痛みの有無を確認しておきましょう。調整後にふくら

  はぎの症状に変化があれば成功です。

    


②咀嚼法・・・屈筋(曲げる筋肉)を緩めます

   口を大きく開いて、口の中に空気を取り込み、空気を何回も噛むイメージで

   モクモクと口を動かす。すると唾液が分泌されるのでそれを飲み込む。

 

 ※この調整をする前にすねの筋肉を押してみて筋肉の緊張や痛みの有無を確

  認しておきましょう。調整後はすねの筋肉が緩んでいるはずです。

   


③しゃくとりむし歩行・・・全身を調整します

   1.肩幅に立ち、腕はだらんと垂らしておく

   2.足の指を曲げたり伸ばしたりしてしゃくとりむしの様に30㎝を

    目途に前進 (この時呼吸に合わせて進むことを意識しましょう)


吸うときに動きを止める

 

吐くときに動き出す


 

以上で足から頭・顎の筋肉まで調整することができます。

運動前のウォームアップ時や、朝起きて動き出す前の準備体操と捉えてください。

 

次回は「軽擦法」(皮膚を一定方向にこする刺激法)についてお伝えします。