少食のすすめ

2016年4月25日

今回のテーマはあまり気のすすまない「少食のすすめ」です(笑)

 

健康を害する食事の摂り方として「過食」があると言われています。

ここで言う「過食」とは過食症の様な病的なものではありません。    

 

・いつも満腹になるまで食べる「量的な過食」

・栄養の偏りがある「質的な過食」      

   

   どちらも続けると、内臓疲労・老廃物蓄積・血液が酸化傾向となり、

免疫力の低下を招きます。免疫力低下は体温低下につながり、

様々な疾病を起こす引き金になってしまいます。       

 

昔から「腹八分に医者いらず」と言いますが、更に少ない「腹七分」にすると長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)にスイッチが入ります。

人類の歴史は飢餓との闘いでした。長寿遺伝子は厳しい環境で栄養不足が続いてもヒトが生き延びるために備わった遺伝子だと考えられています。誰もが持っているこの遺伝子も現代の「飽食」で休眠状態になっています。それを活性化させるための「少食のすすめ」です。


 

食事は単にボリュームを控えるのではなく、バランス良く摂取するのが肝要です。また少量でも満足できるように、時間をゆっくりかけよく噛んで食べましょう。それにより唾液がたくさん分泌され消化の助けになるだけでなく、唾液に含まれるパロチンと呼ばれる成長ホルモンが糖・たんぱくの代謝に関係し、血液・リンパ・生殖器等にも作用します。唾液をたくさん出せば若さを保てるというわけです。


 

「腹7分」「よく噛んで唾液を出す」食事で自分の健康を自分で守りましょう。

まずは実践!