熱中症対策 その2

2016年7月22日

梅雨が明けていよいよ夏本番!

同時に暑さとの闘いもスタートしました。

今回は「熱中症になりにくい身体づくり」についてです。


ポイントは3つです。

   ① 規則正しい日常生活

   ② 暑さに慣れる

   ③ 血液量を増やす 

 

それぞれ説明していきます。

   ①では主に食事と睡眠の質の向上を心がけましょう。

   食事に関しては水分・塩分の摂取はもちろんですが、汗と共に失われる

   カリウム(細胞内の水分の保持)・ビタミンB1(糖質を分解して疲れにく

   くる)・クエン酸(疲労回復)を日頃から意識して取り入れましょう。

     多く含まれる食物

        カリウム・・・じゃがいも

        ビタミンB1・・・豚肉

        クエン酸・・・梅干し・レモン

   

   ②一日中エアコンの効いた部屋にいると体温調節機能がうまく働かなく

   なり暑い環境下に置かれたときに体温を下げることが出来なくなってしま

   います。クーラーなどは冷やし過ぎないようにし、適度に汗をかき、暑さに

   順応できる身体をつくりましょう。

 

   ③少しキツめの運動と牛乳コップ一杯が筋力アップと血液量増加に繋がり

   ます。これは「へぇ~?」と思われた方も多いかもしれませんね。

   運動をすると・・・

     ・筋肉内のエネルギー源を消費

        →血液中の糖分を筋肉に取り込もうとする

     ・筋線維が傷つく

        →修復にアミノ酸を必要とする

   糖分とアミノ酸の両方をバランスよく含んでいるのが牛乳や乳製品です。

   運動後30分以内に牛乳を摂取しましょう。1週間~10日程で血液量が

   増え、効果を実感出来るでしょう。

 

私自身、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまうので牛乳は苦手でした。私の様に成分無調整の牛乳が苦手な方は加工乳や乳製品でも効果は同じです。1か月前から牛乳を飲み始めたところ先日参加した7時間のトレイルランニングでもその後のダメージが例年より少ない事を実感したところです。合う方は試してみる価値はあると思いますよ。

 

 


 さあ、この先2カ月は暑い日が続きます。

今からでも遅くない「暑さに負けない身体づくり」で元気にこの夏を乗り切りましょう!